夫を変えようとするのをやめたら、夫が勝手に優しくなった話。
- elanbeauty2019
- 11月11日
- 読了時間: 3分
「どうして、一番分かってほしいはずのパートナーに、私の気持ちが伝わらないんだろう…」
そんな風に、大切な人との関係性に悩んでいませんか?
人の悩みの8割が人間関係ともいわれています。
心理学者のアドラーも、「すべての悩みは人間関係の悩みである」と述べています。
「夫が、もっと家事を手伝ってくれたら…」
「些細なことで、すぐに不機嫌になるのをやめてほしい」
「もっと、私の話を聞いてほしい」
その気持ち、よく分かります。
一番身近な存在だからこそ、理解してほしい。だから、それが叶わない時の悲しみや苛立ちは、より一層深いものになりますよね。
今日お話しするのは、まさにそんな「夫へのプチ不満」を抱えていらっしゃった方の実例です。
彼女は、とてもおおらかな方で、細かいことはきにしないタイプでした。
「夫はどうして、そんなに細かいことばかり気にするのかしら?」
「なんで、そんな悲観的な捉え方になるのかしら?」
お会いするたびに、繊細で神経質なご主人に対する、日々の小さな不満を性格だから仕方ないと、おっしゃっていました。
私は自分自身の経験から、「相手はコントロールできない。自分が変われば相手は変わる」ということを体験してきました。
そこで、彼女にある簡単なワークを提案したのです。
彼女に提案したのは、「自分の中にある不満を、ただ『そう感じているんだね』と認めてあげる」という、とてもシンプルなワークでした。
不満を相手にぶつけても良い関係は築けませんし、かといって無理にポジティブに感情に蓋をするのも苦しいものです。
大切なのは、まず自分自身が「今こう感じている」という事実を、否定も肯定もせず、ただ受け止めてあげることなのです。
正直なところ、「こんなことで?」と言いつつも、私を信じてくださり、そのワークを実践してくださいました。
彼女は、自分自身を高め、満たすことをしたら、ご主人に、徐々に変化が現れました。
後日お会いした時に、満面の笑みで、こう報告してくださいました。
「RIEさん、聞いてください! あれほど不満ばかり言っていた夫が、最近感謝の言葉を言うようになったんです!」
ご主人が変わったのは、他の誰でもない。彼女自身が変わったからなのです。
その彼女の「変化した空気感」を、一番身近にいるご主人が敏感に感じ取ったのです。
妻が変わったことで、ご主人の心にも余裕が生まれ、本来持っていたはずの優しさや感謝の気持ちを、素直に表現できるようになったのでしょう。
彼女は、自分自身が変わることで、結果的に、最も望んでいた「優しく、感謝を伝え合えるパートナーシップ」を、自らの手で創り出したのです。
もし、あなたが今、パートナーとの関係に悩み、「あの人さえ変わってくれれば」と思っているのなら。
一度、その外側に向いているエネルギーを、少しだけ、ご自身の内側に向けてみませんか?
noteにも書いています


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